誰かにセカンドチャンスを与えることは、私たちが直面している罠にはまるようなものだ、と誰かが私に言ったことがあります。
その時は理解できませんでした。人は変わって、自分の間違いを後悔するものだと本当に思っていたからです。
ある朝目を覚まして愛する人を再び愛し感謝したいと思い埋め合わせをしたいと思う人がいると思いました。でも私は間違っていました。
ある時点で、私がそうだったように、人があなたを傷つけるのは偶然ではないことに気付くでしょう。
私は、アルコールの影響下では私たちが判断力を持っていないかもしれないという事を非常によく知っていますが、なぜ彼はその状況に身を置きたいのでしょうか。
彼は、あなたが 「悪いガールフレンド」 だと言ったら傷つくことを知っていたはずです。
あなたを愛してくれた人がそんなことをすると本当に思いますでしょうか。
あの男があなたにした事は全てわざとやったのではないでしょうか。
彼があなたを安心させた時も、あなたをどれだけ愛しているかを話した時も、すべて、わざとということはありませんでしょうか。
彼に人生を託すかどうかはあなた次第です。
彼のしたことを本当に許すことができますか。彼が二度と同じ過ちを繰り返さないと確信を持って言えるでしょうか。
あなたは彼にもう一度チャンスを与えようと考えているかもしれないです。もちろん、これは彼がすべてを正すチャンスですが、それだけではないです。
再挑戦することで、あなたは彼にあなたの心への自由なアクセスともう一度あなたを傷つける機会を与えています。
ある朝、あなたは彼のそばで目をさまし、彼があなたを傷つけるために行なったことを思い起こし、自分がいかに打ちひしがれていたかを思い起こします。
しかし、まったく同じ男性があなたの隣に横たわっていて、彼があなたのところに戻ってこなかったらどうなっていたかと思い続けるでしょう。
あなたは自分の決断にそれほど怒っていないかもしれませんし、隣の男性と幸せだったかもしれないです。
無条件の愛は美しいものです。
しかし、他人に対する無条件の愛よりも不思議なのは、私たちが自分に対して感じる無条件の愛です。
あなたが自分を十分に愛していたら、彼にもう一度チャンスを与えることはないと思います。
あなたはこの男にもう一度あなたの心を打ち砕くチャンスを与えないでしょう。彼はそれに値しないからです。彼にはチャンスがあったのに、失敗しました。
あなたの心があなたの心を引っ張っていることは知っていますが、それは自分を粗末に扱う言い訳にはならないです。
自分を愛することです。
(クリームパン編集部)